Report2010
犬養道子代表より基金報告
難民支援協会からの報告
2010年 収支報告 

Report2009
運営委員会より活動報告
難民支援協会からの報告
2009年 収支報告 

Report2009上半期
犬養道子代表より基金報告

Report2008
犬養道子代表より基金報告
平野委員長からの報告

2008年 収支報告

【条約難民への支援】
 ・スグレさんからの報告
 ・ヘイマーさんからの報告

Report2007
犬養道子代表より基金報告
平野委員長からの報告

カクマ難民キャンプ訪問記
Tシャツ頒布のご報告
2007年 収支報告

【条約難民への支援】
 ・スグレさんからの報告
 ・ヘイマーさんからの報告

Report2006
犬養道子代表より基金報告
平野委員長からの報告
2006年 収支報告
【条約難民への支援】
 ・スグレさんからの報告
 ・ヘイマーさんからの報告


Report2005

犬養道子代表より基金報告
平野委員長からの報告
2005年 収支報告
【条約難民への支援】
 ・スグレさんからの報告
 ・ヘイマーさんからの報告

  

 

 

 

 

 

 


Report [事業報告]

◆2005年 犬養道子基金報告

 2004年12月26日のスマトラ島沖大地震と大津波の、言語に絶する悲惨への全世界の救援活動スタートで明けた2005年。この年こそ和と幸の年であるようにとの切なる祈りで明けながらも、各地でのテロや人災や天災にこと欠かぬ一年となり、核拡散防止条約さえも足踏みをするありさま。JR福知山線の大事故が寄付者のみなさまのお知りあいや御近親にも及んだのではないかとご案じしておりました。すべてにも拘らず、御健やかに希望をもって新春をお迎えになりますよう切に祈り上げます。

 さて、2005年にも、寛大なお志をいただき続けました。心底より御礼を申し上げます。おかげで在日定住をゆるされたソマリア難民のアブドラ・ハッサン・スグレさんの北海道の酪農学園大学博士課程入学が可能となりましたし、ミャンマー出身の明るい少女、ヘイマー・ティン・ウィンさんも亜細亜大学に入学することが出来ました。その他の活動及び経理関係の御報告及び今後の計画については平野委員長の一文をご覧下さい。

 難民をめぐっては、JRS発足25周年記念(11月14日)にさいし、詳細ルポ2冊がローマで発行されました。25年前とは「難民」の在り方が全く変化して来たため、対処法も当然それに順応しながら、「何が最も必要なのか」の問いへの各現場での具体的な答えが求められています。1951年の国連の「難民定義」は内容において全く不足となり、「国内難民」や「少年少女拉致売買」というおぞましい悪も公然とあらわれ出てきました。私たち基金としても、国際法・難民法をもう一度よく学び、「人権とは何か」を真剣に考えてもっと積極的な行動に移すときを迎えたと考えております。「人間の名において、人間のための」具体的な小さな一助となれるように、新しい方向に向けて2006年にはスタートしたく考えております。

 ところで、活動面において、2005年には犬養はほとんどの時を手術(3回)・リハビリ・回復に費やさざるを得ませんでした。心臓の手術は1月末と9月初め。骨折による手術は4月末。11月になってようやく基金事務所の場を与え続けてくださっている麗澤大学(千葉県柏市)に出向くことができるようになりました。大学付属の幼稚園の名誉園長として職員や園児のお母様方への講演講話。専攻塾生たち対象の「国際人として」、「国際的貢献をするためには何が必要か」をめぐるディスカッション(平野委員長も参加)。

 執筆の方は『婦人の友』、毎月の連載。本年12月には岩波書店から改訂版“本(起源と役割)”が出る予定。
 後続の人材に正面に出ていただく時がきたことを強く感じ、皆様の御支援にすがります。
 ふたたびみたび、ご厚情への感謝のことばをくり返しつつ。

2005年12月 犬養道子

 


(C) Michiko Inukai Foundation