Report2010
犬養道子代表より基金報告
難民支援協会からの報告
2010年 収支報告 

Report2009
運営委員会より活動報告
難民支援協会からの報告
2009年 収支報告 

Report2009上半期
犬養道子代表より基金報告

Report2008
犬養道子代表より基金報告
平野委員長からの報告

2008年 収支報告

【条約難民への支援】
 ・スグレさんからの報告
 ・ヘイマーさんからの報告

Report2007
犬養道子代表より基金報告
平野委員長からの報告

カクマ難民キャンプ訪問記
Tシャツ頒布のご報告
2007年 収支報告

【条約難民への支援】
 ・スグレさんからの報告
 ・ヘイマーさんからの報告

Report2006
犬養道子代表より基金報告
平野委員長からの報告
2006年 収支報告
【条約難民への支援】
 ・スグレさんからの報告
 ・ヘイマーさんからの報告


Report2005

犬養道子代表より基金報告
平野委員長からの報告
2005年 収支報告
【条約難民への支援】
 ・スグレさんからの報告
 ・ヘイマーさんからの報告

  

 

 

 

 

 

 


Report [条約難民への支援]

◆スグレ・アブカル・ハッサンさんからの近況報告

(2005年11月末)

犬養道子基金の皆様

 私は、ソマリアから来たスグレ・アブカル・ハッサンです。今年の4月から犬養道子基金のご支援をいただいているうちの一人です。このように報告書を書くことは簡単そうですが、私の感謝の気持ちを言葉で書くのはとても難しいです。

 私は、2005年4月から酪農学園大学院の博士課程にて研究を始めました。皆様のご支援に、本当に感謝の気持ちで一杯です。皆様のおかげで、私の人生が変わりました。日本の大学院を修了する可能性を与えられました。自分自身では学費を払うことは不可能でしたが、犬養道子基金の支援によって、日本の技術を学ぶ機会を得ることができました。酪農学園大学に初めて行ったとき、私は日本の技術を何も知らなかったので、博士課程に進むことは決して簡単ではないと思いましたが、是非挑戦してみたいと思いました。今は、多くの技術を学び、自分のスキルを向上させ、新しい技術を習得することが楽しくて仕方ありません。現在、ウシの卵巣の移植時の温度の効果について研究しています。

 毎月いただいている生活費の支援も大きな助けです。家賃、光熱費や食費などに使わせていただいています。まだ、冬服など買わなければならないものもあります。もし皆様のご親切な支援がなければ、今日の私はありません。
 正直に申し上げると、私はこの奨学金を得るべきではないのではないかと思ったこともあります。なぜなら、食糧、医療や衣服も無く困っている難民が世界には多くいるからです。
 しかし、今は、この支援は私の個人的な成功のためだけではなく、私の国であるソマリア、アフリカや全世界の将来のためのものだと考えるようになりました。私が母国に戻ることができたとき、紛争から逃れるために苦しんでいる私の国にとって、わたしが日本で学んだ経験や知識はとても貴重だと思います。

 私は酪農学園大学のようなキャンパスを見たことがありませんでした。私はここが大好きです。このキャンパスは、緑に囲まれた、私が理想とするキャンパスで、勉強するのにベストの環境です。皆さんとても親切で、特に私の先生である小山教授は、いつも一生懸命研究しベストを尽くすよう励まして下さり、私の研究についてもいつも助けてもらっています。また、小山教授は、パートタイムのティーチング・アシスタントもすすめて下さり、それが生活の支えにもなっています。
 私は酪農学園大学の学生であることを誇りに思います。なぜなら、学生たちはお互いに支えあう精神を持っているからです。ここで勉強することにした、この選択は間違いなかったと確信しています。
 博士課程修了後、私の国に私自身が貢献できることを楽しみにしています。
 皆様の寛大さに本当に感謝します。ありがとうございました。

スグレ・アブカル・ハッサン

 


(C) Michiko Inukai Foundation