Report2016
犬養道子代表より基金報告
難民支援協会からの報告
2016年 収支報告
平野委員長からの報告

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Report [事業報告]

◆2016年 犬養道子基金報告

 

基金ご支援の皆様へ

 本年も間もなく年末を迎えようとしておりますが、この一年、皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいましたでしょうか。

 今年は4月に熊本県で震度7の大地震が起こり、10月には鳥取県でも大きな地震が起こりました。阿蘇山の噴火、桜島の噴火など、日本国内に安全と言えるところはないということを思い知らされた年になりました。その後も余震は収まらず、最近ではまた福島県において東日本大震災の余震と言われる大きな地震も発生しております。被災地の皆様には、その御苦労と御心労はいかばかりかと心よりお案じ申し上げますと共に、一刻も早く復興なされますようにお祈り申し上げます。

 世界的に見ても様々な災害が都市を直撃し、地球温暖化の深刻な影響が懸念されています。このような中、アメリカでは環境問題に消極的で、さらには移民差別、人種差別、性差別などで暴言を吐いて問題視されている人物が次期大統領に選ばれました。ヨーロッパでもこの一年で極右政党が台頭し、危険な思想とともに移民、難民に対する厳しさや憎しみは増加しつつあります。私達、犬養基金はこのような状況の中でも、これからも「難民青年男女に教育を。そして祖国に貢献できるような人材を育てること」という信念のもと、変わらぬ支援を続けております。

 今年も皆様の暖かい御支援のもと、昨年同様、ローマJRS(イエズス会難民支援センター)と難民支援協会(日本国内―NPO法人)に多くの寄付金を送ることができました。(詳細は収支報告をご覧ください。) これもひとえに皆様のサポート、御協力の賜物と、心より御礼申し上げます。

 またこの数年、犬養道子代表自身、思うように活動できない状態になってまいり、運営委員9名も全員が高齢者となり、健康に問題を抱えるものも多くなってまいりましたため、私達は基金の将来のことを考えて議論・考察を重ねてまいりました。その結論をこの報告書の中で御報告させていただきますので最後までお目を通していただけましたら幸でございます。これは最初の一歩であり、来年には具体化していければと思っております。

 もう一つ、犬養道子基金の事務局の住所が変更になりました。今までの東京都渋谷区にございました事務局は、渋谷の大開発のため移転せざるを得なくなりました。(新住所はお知らせページをご参照ください。)

 最後に、年末年始にかけて皆様のご健康をお祈り申し上げますと共に、来たる新しい年が良い年となりますようお祈り申し上げます。

2016年12月1日 代表 犬養道子・ 運営委員会 委員長 平野 鍾

 


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